2006年9月26日夕刻。
仕事中、姉から携帯に連絡が入り、父の訃報を知らされました。
私はパニック状態の中、すぐに新幹線で実家に向かいました。
実家に着き、重々しい空気の中、父が自死した理由を聞かされました。
ここでは詳しい話はできませんが、
仕事の関係で追い詰められたとのことでした。
父が亡くなってから、時が経つのはあっという間でした。
しかし、この間、父のことが頭から離れることはなく、
自問自答の日々が続きました。
何で父は相談してくれなかったのか?
何で家族を置いていったのか?
父がいない今、今後家族はどうなるのか?
亡くなった直後は、父を責め、自分を責めることが多かったように思います。
まだ全てを受け入れ、許すまでにはいかないけど、
少しずつですが向き合えるようになってきています。
今はまだ無理ですが、いつか父のことを
人に素直に話せるようになりたいと思っています。
それが父のことを認め、許した証になると思うからです。