▶ 2006.09 別れ

2006年9月26日夕刻。

仕事中、姉から携帯に連絡が入り、父の訃報を知らされました。

私はパニック状態の中、すぐに新幹線で実家に向かいました。

実家に着き、重々しい空気の中、父が自死した理由を聞かされました。

ここでは詳しい話はできませんが、

仕事の関係で追い詰められたとのことでした。

父が亡くなってから、時が経つのはあっという間でした。

しかし、この間、父のことが頭から離れることはなく、

自問自答の日々が続きました。

 

何で父は相談してくれなかったのか?

何で家族を置いていったのか?

父がいない今、今後家族はどうなるのか?

 

亡くなった直後は、父を責め、自分を責めることが多かったように思います。

まだ全てを受け入れ、許すまでにはいかないけど、

少しずつですが向き合えるようになってきています。

今はまだ無理ですが、いつか父のことを

人に素直に話せるようになりたいと思っています。

それが父のことを認め、許した証になると思うからです。